サイバー攻撃の被害総額を国別にみると、2019年の日本の場合、年間の平均被害総額は4年連続で2億円超です。
米国は4年間で74億5,000万ドルですが、その中でビジネスメール詐欺は12億ドルの損害を与えています。
また、ロシアでは2016年から2年間で430億ユーロ(5兆5,900億円)のサイバー攻撃を受け、さらに全世界の企業のサイバー攻撃の損害額は、合計1兆ドル(110兆円)にのぼります。
他の国別では、ドイツの製薬会社ではランサムウェアに感染してコンピューターが侵害されて360億円の影響を受けたり、英国の航空会社やホテルでは不正アクセスによる個人情報漏洩で380億円超の悪影響を受ける等、年々深刻になっているようです。