サイバー攻撃関連の用語としてよく使われる「脆弱性」というのは、スマートホンやパソコンなどのOSやアプリに存在するセキュリティ上の不具合を意味する言葉です。
つまり、動作上は問題ないものの、開発時の設計ミスなどが原因でセキュリティ上の不具合ができている際に、その不具合のことを脆弱性と呼びます。
そのため、サイバー攻撃をする人にこの脆弱性を見抜かれ攻撃されてしまうと、インターネットにつながっているあらゆるデバイスがウイルスの感染などの被害にあう可能性があり非常に危険です。
このようにウイルス感染とセットでその用語が使われることが多い点も脆弱性という語の特徴です。
なお、開発元はその存在が確認されたら不具合を修正した更新プログラムを随時提供するのが一般的です。
それゆえに、使用するOSやアプリは常に最新にするようにしましょう。