ディレクトリトラバーサル攻撃とは、サイバー攻撃の1つです。
相手のシステムの脆弱性を狙うというのが特徴で、方法としてはファイル名を扱うプログラムに特殊な文字列を送信して、普段はアクセス出来ないようなファイルやフォルダーの中身を盗み取ります。
ディレクトリトラバーサル攻撃を仕掛けてくる目的は色々あります。
まず情報やデータの漏洩や流出させる為です。
このサイバー攻撃を受けると、普段アクセス出来ないファイルが閲覧出来たりダウンロード出来、貴重な情報やデータが外に出てしまいます。
その結果会社の技術流出だけでなく、世間からのイメージや信頼性の低下も招く恐れがあるので注意が必要です。
またシステム自体の乗っ取りや、データの改ざんに削除目的の攻撃もあります。
不正にウェブページやファイルにアクセスして、中身を改ざんされたり、削除する事で、サービスが停止に追い込まれたりコンテンツ自体が失われるという危険性もあります。
サイバー攻撃は特にセキュリティが脆弱な企業を狙うという特徴があるので、大切な情報を守る為に普段からセキュリティ対策には力を入れるべきです。