サイバー攻撃の歴史を振り返ると始まりは、インターネットの誕生とほぼ同じと言われており、大学の学生、ロバート・T・モリスが1988年に世界初のワームを放ち、6万台のコンピューターに感染させる事件が起きました。
本来はインターネットの規模を測る目的でしたが、コードに含まれた致命的なミスが起き、6万台のコンピューターのうちの約6千台がクラッシュし大きな被害となりました。
その後もインターネットが普及していくと同時に、セキュリティーの被害は広がり、1990年代にはインターネットの一般化に伴ってサイバー攻撃の被害が増大していきます。
サイバー攻撃の歴史は浅いですが、専門的な知識や技術がなくても簡単に攻撃が行えるようになり、たくさんの自己顕示欲を満たすための攻撃者が急増しています。