OODAループという用語はObserveつまり観察、Orientつまり状況分析、Decideつまり意思決定、そして最後にActつまり行動という4つの頭文字を取ったものです。

この用語はもともとアメリカの軍隊において、問題を適切に解決するための手法として提唱されたものです。

軍隊における問題解決とは、率直に言えば敵に打ち勝つということになるでしょうが、別に軍隊のみならず一般社会のビジネスにおいてもこの考え方は適用でき、サイバー攻撃への対処においても適切な手法と見なされています。

特にOODAループは良く似たPDCAサイクルとは異なり、明確な目標というものが立てにくく、しかも外部要因に影響されることが多い分野でよりよく機能する手法とされており、サイバー攻撃への対処はまさにこれに当てはまるでしょう。

関連記事